米、WHOへ資金拠出停止 トランプ氏、新型コロナ「中国寄り」批判

【ワシントン時事】トランプ米大統領は14日、世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルスへの対応の過ちを検証する間、同機関への資金拠出を停止するよう指示したと発表した。

トランプ氏はホワイトハウスでの記者会見で「WHOは中国の誤った情報を押し付け、人との間で伝染しないし、(中国への)渡航禁止は必要ないと主張した」と指摘。「中国寄り」の姿勢が新型ウイルス感染拡大を招いたと訴えた。

トランプ氏は、WHOが最初に感染が拡大した中国に専門家を派遣した上で客観的に情勢を分析し、中国政府の情報開示に関して透明性の欠如を指摘していれば、「感染拡大を抑え込むことができ、犠牲者も非常に少なく済んだ」と強調した。

米、WHOへ資金拠出停止 トランプ氏、新型コロナ「中国寄り」批判

トランプ氏は、米政府が1月末に発表した中国からの入国禁止措置についてWHOが反対したことを「最も危険な判断」と非難。「WHOは非常に中国寄りだ。私は習(近平)国家主席にもそう言った」と不満をあらわにした。ただ、トランプ氏がWHO批判を強める背景には、自身の新型ウイルスへの対応の遅れの「責任転嫁」を図っているとの見方もある。

▼ネット上のコメント

確かに今回のコロナ禍については、WHOの責任は非常に重いと思います。テドロス事務局長が過度に中国に忖度し、蔓延を軽視しました。その結果、WHOに加盟していない台湾は早期に対応でき、加盟国の日本は遅れたといえます。

テドロス事務局長の中国寄りの姿勢には世界中から批判が寄せられていますが、それをテドロス事務局長は台湾の責任にしています。トランプ大統領の決断は、それに対する批判という意味もあるでしょう。

もっともアメリカは感染者数が最大で、死者数も最大。トランプ大統領がCDCなどの予算を切ったためとの批判もありますので、秋の大統領選挙に向けて、その責任をWHOに押しつけようという意図も見えます。

* 良くも悪くも実行が早い。
しかし、あの事務局長の初期対応が非常に
拙かったのも事実だ。

* 「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」というWHOの目的から逸脱しています。

日本も米国に続いてWHOへの拠出停止をお願いします。
台湾入れて、米国と日本が旗頭で新しい組織を作りましょう。

* 中国は、アメリカによる関税の制裁。一帯一路の頓挫。香港台湾の失敗。そして、ウイグル、チベットの問題に蓋を開けられそうになっていることなどにより、「戦争」に舵を切りました。
中国はWHOを懐柔に成功しましたが、アメリカは、中国が「意図的」にウイルスを撒いた事を掴んだら、軍事行動に確実に入ります。中国の人民の多くは、日本人と同じ善良な方々ですが、今回ヒットラーを越えた習近平は断じて許せません。