米高齢者施設でコロナ拡大、7千人死亡 狭い建物や持病原因

[ad_1]



患者を搬送する病院職員=16日、ニュージャージー州(ロイター)

患者を搬送する病院職員=16日、ニュージャージー州(ロイター)

 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は17日、新型コロナウイルス感染症による死者のうち、高齢者施設の入所者や職員が少なくとも7千人に上っていると報じた。全米の死者の5分の1近くを占める。感染者も3万6500人以上という。

 米国には4千を超える高齢者施設がある。施設には持病を抱える高齢者が多い上、建物が小規模で、職員が各部屋を頻繁に訪問して回ることが原因とみられる。

 東部ニュージャージー州では施設の遺体安置所に17人の遺体が横たわり、南部バージニア州の施設では入所者の4分の1以上が死亡。東部メリーランド州では一つの施設だけで少なくとも24人が死亡した。

 東部ニューヨーク州は17日、5人以上が死亡した長期介護施設72カ所の名前を公表し、ニューヨーク市ブルックリン地区の施設で55人が死亡していたことが分かった。同市周辺では死者が25人を超える施設が少なくとも14カ所に上るという。同紙は「感染は介護業界中に拡大している」と指摘した。(共同)

[ad_2]

Source link