憲法記念日集会、相次ぎ中止 コロナ影響、ネットで代替も

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2019年5月、東京都千代田区で開催された憲法改正派の集会

2019年5月、東京都千代田区で開催された憲法改正派の集会

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、5月3日の憲法記念日に合わせた恒例イベントとなっている改憲派や護憲派の集会が相次いで中止を決めている。東京都をはじめ全国に緊急事態宣言が発令され、大勢の人が集まるイベントの開催自粛を求められている時期と重なるため、今年はインターネットを活用する予定だ。

 ジャーナリストの櫻井よしこ氏が共同代表を務める「美しい日本の憲法をつくる国民の会」などが主催する「公開憲法フォーラム」は集会の形を取らず、動画投稿サイト「ユーチューブ」で中継する。5月3日に米国カリフォルニア州弁護士のケント・ギルバート氏ら識者が出演する予定で、衆参両院での憲法審査会の早期開催を訴える。

 今月28日に都内で予定していた故中曽根康弘元首相が率いた超党派「新憲法制定議員同盟」は大会の延期を発表した。昨年11月に亡くなるまで中曽根氏が会長を務め、毎年、憲法記念日の時期に改憲推進を提唱する大会を開いていた。今年は中曽根氏をしのぶ趣旨も兼ねて企画されていた。

 東京都江東区の公園で5月3日に開催予定だった護憲派の「5・3憲法集会2020」もネット配信に切り替えた。昨年は約6万5千人(主催者発表)が集まり、主要野党の党首も出席した。今年は国会前で護憲派団体の代表らによる演説を中継。新型コロナの感染拡大で注目される「緊急事態条項」を新設する改憲論への反対を訴える見通しだ。

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