任期満了に伴う伊豆市長選は19日に投開票され、無所属現職の菊地豊氏(61)=公明推薦=が、ともに無所属新人で元市議の鈴木正人氏(53)と元会社役員の山田克夫氏(76)を破って4選を果たした。投票率は59・01%だった。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中での制限が多い選挙戦は、自粛要請で打撃を受けた観光業者らへの支援策や中学校の統合整備問題が主な争点だった。菊地氏は東京五輪・パラリンピックの誘致や観光振興、人口減少対策など3期12年の実績を武器に安定した戦いを展開し、2新人を寄せ付けなかった。