サンショウウオ売買疑い 2月に売買禁止指定

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 絶滅危惧種のトウキョウサンショウウオをインターネット上で売買したとして、千葉県警は20日、種の保存法違反(捕獲禁止、譲り渡し禁止など)の疑いで、出品した同県佐倉市の無職の男性(60)と、いずれも購入者で埼玉県川口市の男性会社員(59)、横浜市の男性会社員(48)を書類送検した。

 環境省によると、トウキョウサンショウウオは体長8~13センチの日本固有種で、主に関東地方の丘陵地に生息。外来種による捕食や宅地化で絶滅の危機にあり、今年2月、売買や販売目的の捕獲を禁止する「特定第2種国内希少野生動植物種」に登録された。摘発は全国初とみられる。

 書類送検容疑は2~3月、出品者の男性が千葉県長柄町の休耕田でサンショウウオの卵のう約15本を販売目的で採取し、自身のブログで広告。男性会社員2人は卵のうや幼生を買った疑い。

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