米、中国に人権派弁護士の「移動の自由」要求 監視下の王全璋氏

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王全璋氏

王全璋氏

 【ワシントン=黒瀬悦成】米国務省のオルタガス報道官は20日、声明を発表し、中国で「国家政権転覆罪」により約5年間収監され、今月5日に出所後も当局の厳重な監視下に置かれている人権派弁護士、王全璋氏の移動の自由を認めるよう中国政府に要求した。

 王氏は、2015年、他の人権派弁護士ら300人以上とともに拘束され、実刑判決を受けた。収監されていた山東省臨(りん)沂(ぎ)市の刑務所を出所後は、「新型コロナウイルスの感染対策」と称して同省済南市で隔離されているという。

 オルタガス氏は声明で、王氏と北京にいる家族との再会を求めるとともに、王氏の心身の健康と、王氏が刑務所で不当な扱いを受けたとされることに「大きな懸念」を表明した。

 声明はまた、現在も不当に拘束されている他の人権活動家や弁護士ら全員の解放を求めたほか、中国の脆(ぜい)弱(じゃく)な法の支配や恣(し)意(い)的な勾留、拘束者への拷問、人権と個人の基本的自由の侵害を「引き続き懸念する」と訴えた。

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