金正恩氏がシリア大統領に礼電 健康不安説の中





金正恩朝鮮労働党委員長(左)と金与正党第1副部長=2018年4月27日、板門店(韓国共同写真記者団撮影)

 【ソウル=名村隆寛】北朝鮮の朝鮮中央通信は22日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が同日、シリアのアサド大統領に礼電を送り、祖父である故金日成(キム・イルソン)主席の生誕108周年の記念日「太陽節」(今月15日)にアサド氏が祝電を寄せたことに「深い謝意」を伝えたことを報じた。

 金正恩氏は礼電で、北朝鮮とシリアの親善・協力関係が「さらに強化され発展するものと確信している」とし、「あなたが健康であり、責任ある事業でより大きな成果を収めることを祈る」と伝えたという。

 正恩氏は太陽節に姿を現しておらず、健康悪化説が出ている。アサド氏は今月11日付で金正恩氏に祝電を送っており、金正恩氏も17日、アサド氏に対しシリア独立74周年を祝う祝電を送ったことが報じられている。



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