【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は6日の動画声明で、軍が使用する兵器のうち自国産が占める割合が約6割に達したと明らかにした。今後、特に防空システムの国内生産や他国との共同生産に力を入れる考えを示した。
ウクライナは国産兵器の開発を加速させている。最近では最大射程約3千キロの新型巡航ミサイル「フラミンゴ」を開発。製造するウクライナの企業がデンマークに製造拠点を置くことが報じられ、防衛企業の国外展開の動きも出ている。
一方、ロシアも兵器生産を拡大しているもようだ。ウクライナ国防省情報総局のユソフ報道官はロシアがウクライナに70万人近くの兵力を投入していると指摘した。