WHOにサイバー攻撃5倍 昨年同期比、アドレス流出





世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長(AP)

 世界保健機関(WHO)は24日までに、今年初めからの新型コロナウイルス感染症対応期間中、昨年同期比で5倍に上るサイバー攻撃を受けたと明らかにした。計約450のメールアドレスとパスワードが今週、インターネット上に流出したとしている。流出データは古いもので、実害は出ていないという。

 現役職員や退職済みの職員、非政府組織(NGO)などに開放している古いシステムには影響が出たというが、具体的な内容は不明。

 新型コロナ感染症の対応で、WHOは公式ウェブサイトで一般からの寄付を募っている。だが全く関係のない詐欺目的での支払いを呼び掛けるメールも出回っており、WHOは警戒を呼び掛けている。(共同)



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