香港の反中派「銅鑼湾書店」 台湾で営業再開

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台北で25日、営業再開について記者団に語る銅鑼湾書店の店主、林栄基氏(中央)(ロイター)

台北で25日、営業再開について記者団に語る銅鑼湾書店の店主、林栄基氏(中央)(ロイター)

 【台北=矢板明夫】中国共産党体制などを批判する書籍を販売し、閉店に追い込まれた香港の「銅鑼湾書店」が25日、台北市中心部で営業を再開し、大勢の報道陣が訪れた。面積は約80平方メートル。入り口付近には蔡英文総統が贈った花が飾られ、壁には香港の反中デモのスローガン「光復香港、時代革命」(香港を取り戻せ、革命の時代だ)の文字が掲げられていた。

 開店祝いに駆け付けた台湾の立法院長(国会議長に相当)游錫●(=埜の木を方に)(ゆう・しゃくこん)氏は「言論の自由が実現された台湾の価値観をここから発信してほしい」と話した。店長の林栄基氏は報道陣に対し「書店の再開は中国共産党の圧政にする反抗であり、思想の自由に関する本を中心に売りたい」と述べたうえで「台湾のみなさんの協力に感謝したい。台湾は香港の希望だ」とも強調した。

 香港の銅鑼湾書店は2015年、経営者ら5人が中国の治安当局に拉致・連行されたため、閉店に追い込まれた。台湾に移住した林氏は台北での営業再開を準備していた今月20日以降、弁護士から「店名変更」を求める書簡が届き、自身も暴漢にペンキをかけられるなど、露骨な妨害活動を受けた。警察は中国共産党勢力が関与した可能性があるとみて捜査をしている。

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