韓国の会社が制作したスマートフォン向けゲームアプリに、日本の人気漫画「鬼滅の刃」と登場人物やストーリーが酷似しているとの盗作疑惑が浮上し、制作会社は29日までにゲームの公式サイトでサービスの終了を発表して謝罪した。鬼滅の刃は韓国にもファンが多く、批判が出ていた。
ゲームの名前は「鬼殺の剣」で、公式サイトによると4月23日からサービスを開始した。タイトルだけでなく主人公の姿や服装が鬼滅の刃とそっくりで、鬼と戦っていくストーリー展開も共通。韓国のインターネットメディアを中心に「盗作ではないか」「韓国の恥だ」といった指摘が相次いでいた。
制作会社は盗作とは認めていないが、27日に「ゲーム開発の未熟さにより多くの方に不便をかけた」と釈明。ゲームは既にダウンロードできない状態。(共同)