ジャニーズ事務所が揺れています。ジャニーズ事務所は、公式サイト上に「NGリストの外部流出事案に関する事実調査について」というタイトルの声明を発表しました。
事実調査の結果を報告
ジャニーズ事務所は2日に記者会見を行い、特定の記者を指名しないようにする「NGリスト」が作成されていたことを発表しました。これを受けて、山田将之CCOは関係者に対してヒアリングを行いました。その結果や資料をまとめ、5000字に及ぶ声明が発表されたのです。
声明によると、9月22日以降、ジャニーズ事務所は会見の運営を行うイベント運営会社と複数回の打ち合わせを行いました。そして、2日の記者会見に向けた想定問答の検討会や会見運営の打ち合わせも行われました。
「NGリスト」についての説明
会見運営の打ち合わせでは、イベント運営会社は会見の進行台本を配布し、当日の段取りを説明しました。参加者からは「不規則な発言を繰り返す記者や司会者の指示に従わない記者については、どのように対応するのか」といった質問がありました。
この質問に対して、イベント運営会社は追加資料として記者の所属や氏名を記載したリスト(顔写真が入っていないもの)を一部の参加者に配布しました。しかし、資料の枚数が足りず、山田CCOや弁護士には配布されず、資料を見ていなかったそうです。
「NGリスト」の問題
検討会では、「NGリスト」に記載された記者の質問にも対応しなければならないという方針が了承され、イベント運営会社も了解していたとのことです。しかし、会見当日になって、イベント運営会社の担当者によってリストが作成され、イベント運営会社やLINEグループなどで共有されていたと報告されました。
ジャニーズ事務所は声明の中で、「写真付きの指名リストはジャニーズ事務所や西村あさひ弁護士の了解を得ずに、独断で作成して共有されたものです。ジャニーズ事務所や西村あさひ弁護士は、写真付きの指名リストの作成や共有などに一切関与していない」と断言しています。
ジャニーズ事務所はこの問題を真剣に受け止め、今後の体制改善に努めるとしています。
記事のソースリンク: 日本ニュース24時間