シャープが賃上げ延期を組合に申し入れ 新型コロナ影響

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シャープのロゴ

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 シャープが2020年春闘で妥結した賃上げの延期を労働組合に申し入れたことが30日、分かった。予定していた4月の実施を7月に延期する。新型コロナウイルスの感染拡大で経営環境が悪化していることが理由。組合側は今後受け入れるかどうかを判断する。

 関係者が明らかにした。シャープは賃金改定額を個人や部門の業績に応じて変えている。ただベースアップ(ベア)に相当する賃金改善の目安として、前年を500円上回る1500円で3月に妥結していた。

 シャープは新型コロナの影響が見通せないとして、5月下旬に予定していた次期中期経営計画の公表延期も明らかにしている。

 シャープは中国の工場で家電などを製造しているが、新型コロナの感染拡大で稼働を一時停止するなど生産に影響が出た。米中貿易摩擦や消費税増税によりテレビなどの販売も苦戦。2月に20年3月期連結業績予想を下方修正し、売上高を従来より2千億円少ない2兆4500億円に引き下げた。

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