飲酒で全日空に改善命令 国交省、昨年11月発覚

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全日空の機体(萩原悠久人撮影)

全日空の機体(萩原悠久人撮影)

 国土交通省は1日、昨年11月に福岡発羽田行きに乗務予定の男性機長=懲戒解雇=から乗務前にアルコールが検出されたとして、全日空に対し航空法に基づく事業改善命令を出した。平成30年以降に相次いだパイロットの不祥事で全日空への改善命令は初。

 通常は文書の手渡しだが、新型コロナウイルスの感染防止のため、和田浩一航空局長が平子裕志社長に電話で伝えた。命令などによると、昨年11月7日、機長は午前8時発の福岡発羽田行きに乗務予定だったが、前日の勤務後、福岡市内の居酒屋で飲酒。後続の羽田発那覇行きなど計4便が最大1時間13分遅れ、約2千人に影響した。

 機長は検出結果を規定と異なる健康管理担当の部署に報告。飲酒でなく、体調不良で休もうとした。同省は機長を航空業務停止90日の処分にした。

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