「部屋うるさい」隣室男性ら刺した容疑者、供述  東京・足立





警視庁=東京都千代田区

 東京都足立区のアパートで隣室の男性らを包丁で刺すなどしたとして、殺人未遂の疑いで、無職、蛭田静治容疑者(60)が逮捕された事件で、同容疑者が警視庁の調べに対し、「部屋の中がうるさかった。我慢の限界だったので刺したり、殴ったりした」と供述していることが5日、分かった。

 警視庁によると刺されたのは、同区の建築業、小林勝之さん(38)で、その後搬送先の病院で死亡。隣室に住む、小林さんの60代の父親もプラスチック製ハンマーで殴られ、けがを負った。

 小林さんは4日昼ごろから妻子と一緒に父母の住むアパートを訪れていた。蛭田容疑者はドアをたたいて「出てこい」と叫び、応対した2人を次々に襲ったとみられる。

 当時酒を飲んでいたといい、同署は状況を詳しく調べている。小林さんを刺したことについては送検時に、容疑を殺人に切り替える方針。

 現場は日暮里・舎人ライナー舎人駅から南に約200メートルの住宅街。



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