米アップルは4日、画面サイズ13インチのノートパソコン「マックブックプロ」の新型を発売したと発表した。「バタフライ」式と呼ぶ独自構造のキーボードを見直し、一般的な仕組みを採用した。バタフライ式は一部の端末で不具合の発生が指摘されていた。
アップルは2015年、ノートパソコンの薄型化のため、バタフライ式を導入した。しかし、キーボード入力の際に、文字が勝手に反復されるといった不具合が発生。アップルは、15~19年のモデルを対象にキーボードの部品交換を案内している。
アップルは昨年発売のマックブックシリーズの新製品から順次、キーボードの設計を変更している。新型「プロ」はストレージ容量を増やし、処理能力を高めた。
日本では税別13万4800円から。ホームページなどで注文を受け付け、今週後半から店頭販売を始める。(共同)