ワールドが医療用ガウン、マスク生産 物資不足解消で


 アパレル大手のワールドは7日、新型コロナウイルス感染拡大で不足している物資の解消に向けて、医療用ガウンとマスクの生産を始めると発表した。ガウンは主に政府を通じて医療機関向けに供給する。マスクは5月中旬ごろから自社の通販サイトで販売する。

 感染症防護用のガウンは国内自社工場で9月末までに約150万枚を生産する。マスクは洗って再利用できる布マスクを約40万枚、使い捨てタイプを約1500万枚生産する。

 同時に発表した令和2年3月期連結決算は、売上高に当たる売上収益は前期比5・4%減の2362億円、最終利益は12・6%減の80億円だった。暖冬の影響で冬物衣料の販売が不調だったほか、新型コロナの感染拡大による臨時休業で売り上げが減少した。



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