新型コロナ 感染拡大の一因は「武漢市の卸売市場」 WHO幹部が明言

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中国湖北省武漢市の海鮮市場(共同)

中国湖北省武漢市の海鮮市場(共同)
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 【ロンドン=板東和正】世界保健機関(WHO)の専門家、エンバレク氏は8日、最初に感染が確認された中国湖北省武漢市の卸売市場が新型コロナウイルスの感染拡大の一因となったとの見方を示した。

 エンバレク氏は、WHOで犬や猫などから人間にうつるとされる「人獣共通感染症」などの研究を担当している。ロイター通信などによると、エンバレク氏は8日、スイス・ジュネーブで会見し、「武漢市内の卸売市場が感染拡大の一因となったことは明白だ」とした上で、市場が感染源かどうかなどについては分からないと発言した。

 新型コロナの感染源をめぐっては、ポンペオ米国務長官が6日、武漢市にある中国科学院武漢ウイルス研究所が感染源であることを示す「相当な量の証拠がある」と改めて強調しつつ、「確定的ではない」と述べ、米情報機関が引き続き調査や分析を進めていると語った。ロイターによると、エンバレク氏はポンペオ氏の主張については触れなかった。

 一方、WHOが天然痘の根絶を宣言してから8日で40年となった。WHOのテドロス事務局長は同日、「天然痘への人類の勝利は、各国が保健上の共通の脅威に一致して立ち向かえば、何を成し遂げられるかを教えてくれる」と強調し、新型コロナへの対応で各国が協力する必要性を訴えた。

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