中印兵、国境で殴り合い 負傷者も

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 インド北東部シッキム州の中国国境で9日、両国の兵士が殴り合いとなり、インド側4人と中国側7人が軽傷を負った。計150人ほどを巻き込んだが、現場レベルの話し合いの上、引き離されたという。インドメディアが10日、伝えた。

 国境に関する認識の相違が殴り合いの発端となったとみられている。

 インドは北東部や北部で中国と国境対立を抱えている。2017年には両軍がブータンを含む3カ国の国境地帯で約2カ月間にらみ合い、1962年の中印国境紛争以来とされる緊迫した事態となった。(共同)

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