慰安婦扱った映画「主戦場」めぐり、学者の会が上智大の研究倫理を問う声明

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東京地裁(桐原正道撮影)

東京地裁(桐原正道撮影)

 慰安婦問題を扱った映画「主戦場」(出崎幹根監督)をめぐり、「不当な日本批判を正す学者の会」(AACGCJ、会長・田中英道東北大名誉教授)は11日、映画の制作当時、監督の出崎氏が在籍していた上智大の研究倫理を問う声明をホームページ上で発表し、同大による厳正な対処を求めた。

 この映画に出演した形となっている藤岡信勝・新しい歴史教科書をつくる会 副会長らは、上智大の大学院生だった出崎氏から、卒業作品の制作目的で取材を依頼されたため協力したと説明し、「一般に公開されることを知っていたら受けることはなかった」と主張。昨年5月に、出崎氏や配給会社を相手に、上映差し止めと計1300万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。ただ、映画はその後も、国内外の映画館などで上映されている。

 AACGCJは声明で、映画が上智大が定める研究倫理規定に完全に違反して制作されたと主張し、「今回のような極めて深刻な研究倫理規定違反を放置したとすれば、上智大の社会的信用が失墜するだけでなく、わが国の学術共同体全体の信用が問われる」と指摘している。

 声明には、池井優・慶応大名誉教授や有馬哲夫・早稲田大教授ら55人の識者・研究者らが署名した。

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