4月輸入車販売、3割減 過去4番目の少なさに 1万1164台


 日本自動車輸入組合が11日発表した4月の外国メーカー車の輸入販売台数は1万1164台(前年同月比36・9%減)で、4月としては昭和63年の統計開始以来、4番目に少ない台数となった。

 新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続き、「ディーラーへの来店者が少なくなっているため」(同組合)だ。欧米など各国で自動車生産が停止したが輸入は止まっている状況ではなく、「生産面の影響ではない」という。

 消費税率がアップした昨年10月以降7カ月連続の減少となった。4月の過去最低は、リーマン・ショックの影響を受けた平成21年の9784台。

 ブランド別販売台数では、ダイムラーの「メルセデス・ベンツ」が37・1%減の2288台と大きく落ち込んだものの62カ月連続で首位を守った。



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