ソフトバンク、今期も増収増配 コロナ禍…データ通信や通販拡大

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ソフトバンクグループの孫正義代表取締役会長兼社長(納冨康撮影)

ソフトバンクグループの孫正義代表取締役会長兼社長(納冨康撮影)

 ソフトバンクは11日、令和3年3月期の連結最終利益が前期比2・5%増の4850億円となる見通しを発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で販売店への来店者は減少するが、外出自粛に伴うデータ通信量や法人からのテレワーク需要の増加などにより主力の通信事業が底堅く推移するほか、傘下のヤフーでのインターネット通販の拡大も見込む。

 宮内謙社長は11日の記者会見で、新型コロナへの対応で足元の7~8割の接触削減の状況が半年程度続く可能性についても織り込んだ上で「増益・増配を何としても継続する」と意気込みを語った。

 3年3月期の売上高は0・8%増の4兆9千億円、本業のもうけを示す営業利益は0・9%増の9200億円、年間配当は1円増配の86円と予想した。

 新型コロナの感染防止策として、スマートフォンの販売店では営業時間や業務内容を縮小しており、榛葉(しんば)淳副社長は「来店者が激減している」と明かした。ただ、新規契約が減る一方で解約も減少しており、契約数は安定的に推移し、影響は軽微になるとみる。

 こうした中、テレワークや遠隔教育の拡大で、データ通信量は急増しており「固定回線の通信量は昼間が以前の2倍、モバイル通信でも数十%の増加になっている」(宮川潤一副社長)ことが追い風になる。宮内氏も「通信はライフラインそのものであり、(想定より)強含みにいけるとみている」と強気な見通しを示す。

 同日発表した2年3月期連結決算は、売上高が前期比4・4%増の4兆8612億円、営業利益が11・4%増の9117億円、最終利益が2・3%増の4731億円だった。

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