日本経済新聞社は12日、日経グループの従業員のパソコンがコンピューターウイルスに感染し、社員やアルバイトらの氏名など約1万2千人分の個人情報が流出したと発表した。同社はサイバー攻撃によるものとみている。
同社によると、被害に遭ったのは8日で、従業員が受信したメールの添付ファイルに、新種のコンピューターウイルスが仕込まれていたという。流出したのは社員や派遣社員、アルバイトら1万2514人分の個人情報で、氏名や所属、メールアドレスが含まれていた。取材で得た情報や顧客情報は流出していないとしている。