【長野放送・アナウンサーコラム】「5月10日という日」 戸田山貴美

[ad_1]



戸田山貴美アナ

戸田山貴美アナ

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、緊急事態宣言の延長が決まり、大切な家族や友人に会えない方も多いのではないでしょうか。そんな中で迎えた今月10日は、「母の日」でした。電話や贈り物などで感謝の意を伝えた方もいるかと思います。

 この日は私にとって、ほかの人とはちょっと違う特別な日です。「母の日」であると同時に、父の誕生日でもあり、私が長野放送の内定をいただいた日でもあるからです。

 昨年の今ごろ、父とつまらない理由でけんかとなり、モヤモヤとした気持ちで最終面接を受けました。そして内定が届いたこの日、真っ先に両親に報告しました。アナウンサーになるという私の夢を一番応援してくれた父に、最高の誕生日プレゼントを贈れました、当然、仲直りもできました。

 コロナ禍により、日常が突然、奪われることへの恐怖や、家族の大切さを思い知らされました。今年は、両親に直接会ってお祝いできませんでしたが、日ごろから言葉と行動で感謝の気持ちを伝えたい。そう改めて思う一日になりました。

[ad_2]

Source link