東証続落、午前終値155円安 米株安を懸念、下げ幅は一時300円超


 13日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。新型コロナウイルス感染症の再拡大への懸念から前日の米国株が下落したことを背景に売りが先行した。下げ幅は一時300円を超えた。

 午前終値は前日終値比155円94銭安の2万0210円54銭。東証株価指数(TOPIX)は7・72ポイント安の1469・00。

 12日の米議会公聴会で、国立アレルギー感染症研究所長が経済活動の早期再開は感染の再拡大につながる恐れがあると指摘。12日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が下落し、日本市場にも影響した。新型コロナを巡る米中対立悪化への懸念も投資家から不安視された。

 一方、国内では新型コロナ特措法に基づく緊急事態宣言について、政府が14日の一部解除を検討。経済活動再開への期待感が相場の下支えとなった。



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