青森で裁判員選任手続き 緊急事態宣言後初めて

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全国で裁判期日が取り消される中、青森地裁は14日までに裁判員の選任手続きを行った。最高裁が把握する限りでは、4月に政府が緊急事態宣言を発令して以降、対象地域の裁判所で裁判員裁判の再開に向けた手続きに着手したのは初めて。

 選任手続きが行われたのは、青森県つがる市で平成30年、飲酒運転の車が暴走し4人が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の罪に問われている同市の無職、高杉祐弥被告(34)の裁判員裁判。

 地裁によると、13日の選任手続きには候補者37人が足を運んだ。密集を避けるため2部屋に分けて換気を徹底。互いに1メートル以上の間隔を空け、筆記用具を共用しないようにした。19日に予定する初公判でも(1)裁判員の間をアクリル板で仕切る(2)傍聴席半減(3)出席者にマスク着用を促す-などの感染防止策を講じる。最高裁は5日、特定警戒都道府県を除く34県の裁判所に対し、実施可能な裁判を検討するよう事務連絡で要請していた。

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