「恋はつづくよどこまでも」(今年1月期、TBS系)などで知られる女優の上白石萌音(22)が、バラエティーのMCに初挑戦する完全リモート収録の新感覚バラエティー「お家で遊ぼう」(関東ローカル)が16日午後1時30分から急遽放送される。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、不要不急の外出を自粛している今だからこそ、「芸能人たちにいつもより少し遊び心を持って自宅で遊んでもらい、その模様を視聴者へ紹介し笑顔を届けたい」とフジテレビが企画。
MCはヒロミ、上白石、澤部佑(ハライチ)の3人が務め、それぞれの自宅から収録という完全リモートがベースとなって新たな番組が立ち上がった。
1週間前に出演オファーがあったことを明かした3人は、初の収録形態に少し戸惑いながらも、ヒロミは「現場に行かなくてもいいということで仕事が広がるね」。上白石は「お家で過ごす際の参考にしたい」と笑顔。一方、澤部は「妻と子供が隣にいるので、あんまり大きい声が出せない」と小さい声で話す。
番組で紹介するのは「芸能人家族!自宅ドッキリ大作戦」「今日の晩酌のお供、なに?」「お家でモノマネSHOW」の3コーナー。原口あきまさ、飯尾和樹(ずん)、髙嶋政宏、ファーストサマーウイカ、藤本敏史(FUJIWARA)、キンタロー。、Mr.シャチホコ&みはるらが出演する。
モノマネなどを楽しんだ上白石は「みなさんのお宅にお邪魔している感じ。笑いすぎて汗がすごいので、このまま今すぐお風呂に入りたい(笑)」。ヒロミも「(外出自粛が)解除になっても、わざわざこの番組をやるっていうの、いいかもしれないね。深夜でレギュラー放送とか、面白いと思う」と続編への期待を膨らませた。
同局の松本祐紀プロデューサーは「各局、各番組、緊急事態宣言の中、工夫を凝らして番組作りを行っていると思う。この番組もそんなピンチ時だからこそ生まれた企画で、スタッフ一同初めてだらけの収録。内容を決める会議がリモート、出演者との打ち合わせがリモート、収録も全リモート・・・。今までのテレビ作りでは感じたことのない、ちょっとした未来感も楽しんでいただけたら」と話している。
(産経デジタル)