立教大総長、ハラスメント不適切対応で中途退任へ 年内に総長選

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立教大学のキャンパス=東京・西池袋

立教大学のキャンパス=東京・西池袋

 立教大を運営する学校法人立教学院は15日、教員のハラスメントを巡る報告を受けながら不適切な対応を取ったとして、大学の郭洋春総長が任期途中の来年3月31日で退任することが決まったと発表した。年内に総長選挙を実施する。

 立教学院によると平成30年6月、教員による学内でのハラスメントが発覚。副総長2人が学内の人権ハラスメント対策センターに相談しないまま、所属する学部内での厳重注意にとどめていた。郭総長も経緯の報告を受けていた。

 その後、学部側から報告を受けたセンターが再調査を求め、教員による別の人へのハラスメントも判明。第三者を含む検証を経て今年3月、教員の懲戒解雇が決定した。

 検証では、教員が学内の要職に就いていたことや、初期対応を誤ったことで、問題全体の解決が遅れたと指摘。副学長2人は検証が始まる前に辞任した。郭総長は自身にも責任があるとして今月8日に理事会で退任を申し出て、承認された。

 本来の任期は令和4年3月31日まで。新型コロナウイルス感染拡大防止への対応などを理由に、来年3月までは総長にとどまる。立教学院は、被害者保護の観点から教員の所属や名前、ハラスメントの詳細は公表できないとしている。

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