独自基準で警戒レベル引き下げ 群馬知事、業界ごとにガイドライン策定要請

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警戒レベル引き下げについて説明する群馬県の山本一太知事=15日、県庁(柳原一哉撮影)

警戒レベル引き下げについて説明する群馬県の山本一太知事=15日、県庁(柳原一哉撮影)

 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言解除を受け群馬県は15日、対策本部会議を開き、休業要請や外出自粛緩和に向けた県独自の行動基準などのガイドラインを正式決定、警戒レベルを1段階引き下げた。今後、沈静化が進むにつれ段階的に緩和する方針だが、山本一太知事は会見で「特別な事態があれば緊急で(引き上げを)判断する」と述べ、警戒態勢を継続する姿勢を明確にした。(柳原一哉)

 現状の警戒レベルは最も厳しい「4」だが、対策本部会議は新規感染者数などの減少を踏まえ緩和条件を満たしたと判断、「3」への引き下げを決めた。16日から休業要請などが一部解除され、社会経済活動が徐々に再開される。

 今後、指標などに基づき2週間ごとに感染状況を評価し警戒レベルを見直す。次回は29日ごろに判断。山本知事は「社会経済活動の再開は慎重にステップを踏んでいく」と述べた。

 山本知事は今年後半以降とされる感染拡大第2波を懸念し、「感染の勢いが弱い今こそ防御を固めるべきだ」と述べ、医療提供体制などの充実を加速する方針を示した。

 一方、県は100に上る業界に対し業界ごとの感染拡大防止ガイドラインの策定を要請したと明らかにした。15日には県建設業協会(青柳剛会長)が独自指針をまとめ、県に提出した。

 このほか、安倍晋三首相が14日に行った宣言解除の会見を踏まえ、山本知事も同日夜に臨時会見。首相が第2波を想定し「2度目の緊急事態宣言もあり得る」と発言したことに関し、山本知事は「再発しないようあらゆる手段を取る」と述べ、感染拡大防止に全力を挙げる姿勢を強調した。

 16日から休業要請が解除される主な施設は、次の通り。自動車教習所▽学習塾▽音楽教室▽劇場▽映画館▽集会場▽博物館▽美術館▽図書館▽ペット美容室▽スーパー銭湯▽エステサロン▽動物園▽水族館。飲食店など食事提供施設への時短営業要請も解除される。

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