維新、参院憲法審の月内開催を要請

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日本維新の会・片山虎之助氏(春名中撮影)

日本維新の会・片山虎之助氏(春名中撮影)

 日本維新の会の片山虎之助参院会長は19日、国会内で林芳正参院憲法審査会長(自民)と会談し、月内の憲法審開催を申し入れた。

 片山氏は新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ「緊急事態の対応と憲法のあり方」をテーマに開くよう求めた。林氏は「維新からも他の野党に働きかけてほしい」と述べたという。

 自民党の石井準一与党筆頭幹事、公明党の西田実仁幹事も同席した。

 片山氏は会談後、記者団に、参院憲法審の実質審議が平成30年2月以降行われていないと指摘した上で、「国会で議論することが国民に関心を持ってもらうことになる。国会の大きな役割だ」と述べた。同席した松沢成文幹事は「月内に開かれない場合、会長のリーダーシップがないということであり、会長不信任動議を提出する」と語った。

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