JR各社は22日、政府の緊急事態宣言の解除が進み、需要回復を見込んだ今後の運行計画を明らかにした。東海道新幹線は6月1日から定期ダイヤに戻り、山陽新幹線の「のぞみ」は全て復活する。JR東日本は東北や北陸など各新幹線と中央線、常磐線特急で減便する予定だった今月28日以降の臨時ダイヤを撤回し、今後も定期ダイヤで運行する。
7~9月の夏の臨時列車も方針が明らかになった。JR東海と西日本によると、東海道・山陽新幹線は設定を見送った。今後の社会情勢を見極め、運行することも検討するとしている。
JR東は新幹線2876本、特急2022本を設定したが、取りやめる可能性があるとして、指定席発売を見合わせる。