フジテレビは、“お家で楽しむプレミアムなテレビ寄席”をコンセプトに実力派の落語家たちが普段テレビでは見られない本気の落語を届ける「語落-GORAKU-」を6月5日深夜1時30分から放送する。
緊急事態宣言は解除されたものの自粛が続くなか、演劇やライブなど客入れを伴う公演はまだまだ厳しい状況にある。
落語界では、来月1日から寄席を再開するため準備を進めていると伝えられるが、これまでほぼ中止を余儀なくされた。
そんななか、同局では改めて落語の面白さを知ってもらうために、珠玉の落語をシンプルかつストレートに紹介する番組を制作。MCには、山里亮太(43、南海キャンディーズ)と柳家喬太郎(56)を迎える。
山里は、三遊亭兼好に外弟子として弟子入りし「三遊亭兼便」の名前で何度も高座に上がり、落語を披露している経歴を持つ。誰よりも落語愛にあふれた山里が分かりやすくその魅力を伝える。
喬太郎は“いま一番見たい噺家(はなしか)”として人気だが、MCとして解説や落語家の紹介だけではなく、落語も一席披露する。
出演は、林家彦いち、立川談笑、桃月庵白酒、柳家三三、三遊亭兼好、春風亭一之輔、桂宮治、そして喬太郎の8人。実際に高座を見ようと思ってもチケットが入手困難な第一線の人気者たちが集結した。
落語ファンはもちろん、「落語ってちゃんと見たことがない」「落語って本当に面白いの?」という“初心者”も彼らの巧みな話術にきっと引き込まれることだろう。
(産経デジタル)