採用面接が解禁 損保ジャパンすべてオンライン、学生不安も「メリットもある」

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損保ジャパンで実施されたオンライン面接の様子。面接官はタブレットを通じて学生と会話する=1日、東京都新宿区

損保ジャパンで実施されたオンライン面接の様子。面接官はタブレットを通じて学生と会話する=1日、東京都新宿区

 来春卒業予定の大学生らに対する採用面接などの選考活動が1日、主要企業で解禁された。今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、多くの企業が例年実施している対面方式の採用面接からインターネットを使ったオンライン面接に切り替えた。

 損害保険大手の損保ジャパンはこの日、全国30カ所で約500人の学生とオンライン面接を実施予定で、首都圏約60人の面接官のうち約半分が在宅勤務で担当した。

 オンライン面接では「5~6人に1人は回線が途切れることもあり、緊張する学生への配慮が必要」(ダイバーシティ推進グループの佐久間衣子特命課長)とのことから、学生が慣れるための準備時間を設け、昨年は45分だった面接時間を最大60分まで延長した。

 初めてオンライン面接を受けた法政大4年の行友捷人(はやと)さんは「話すタイミングが合わず、戸惑う部分もあった。今後、対面面接のある企業だと切り替えが大変そう」と不安を吐露。ただ、「移動の時間やお金もかからず面接を受けられるので、部活などと両立しやすく、効率的なスケジュールが組める」とメリットも強調していた。

 同社は面接に応募してきた約5千人の学生すべてオンライン面接で対応し、300人の内定者を選出する最終面接まで学生と一度も会うことなく採用を決める方針だ。

 損保大手では三井住友海上火災保険も同様の形式で採用を実施しており、東京海上日動火災保険とあいおいニッセイ同和損保はオンラインと対面を組み合わせた採用を予定している。

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