神奈川県警は2日、私立白鵬女子高(横浜市鶴見区)に爆破予告の脅迫文を送ったとして、威力業務妨害の疑いで、川崎市川崎区大島、元川崎市職員、荻原誠一容疑者(69)を逮捕した。
逮捕容疑は、昨年11月25日、白鵬女子高に「御校を全て、ばく破し、取りこわす」などと書いた脅迫文を郵送。安全確認のため授業を中断して、校舎内や周辺で不審物の捜索をさせ、同高の業務を妨害したとしている。
県警によると、脅迫文には差出人として実在の川崎市職員の名前が記載。その職員の周辺を調べていたところ、荻原容疑者が浮上した。同時期に、川崎市内の別の学校2校にも爆破予告の脅迫文が届いており、県警は関連を調べている。