黒川氏を常習賭博罪で告発 市民団体


 東京高検の黒川弘務前検事長が産経新聞記者2人や朝日新聞社員と賭けマージャンをしていたと報じられ辞職した問題で、市民団体「安倍首相による検察支配を許さない実行委員会」は2日、常習賭博罪に該当するとして、黒川氏に対する告発状を東京地検に提出した。

 告発状によると、黒川氏は4~5月に計4回、記者らと賭けマージャンを行ったことが法務省の調査などで判明。いずれも新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言中で、常習性があったと指摘している。

 同会の藤田高景代表は会見で「刑法や国家公務員倫理法に抵触する行為を繰り返したことは、許すことができない」と強調した。



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