俳優の柄本明が東京・浅草のオンライン型演劇場「浅草九劇」から5、6日に一人芝居「煙草の害について」を有料で生配信するのに先立ち、同劇場で取材会が行われた。
柄本は「お芝居の面白さには、家から劇場に出掛けるところも含まれる。(新型コロナウイルスの影響で)今、そうした演劇体験ができないのは非常にもどかしいし残念。オンラインで、そういう空気を、いくらかでもお客さんに届けられたらと思う」と話した。
生配信は5日午後7時半からと6日午後2時からの2回。チケットは2千円でhttp://passmarket.yahoo.co.jp/で販売。配信は動画プラットフォームVimeoを通じて行う。
「煙草の害について」はチェーホフ原作で、1993年に柄本が初の一人芝居として構成・演出、上演した作品だという。