NY株、2万7千ドル回復 失業率改善を好感

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 【ワシントン=塩原永久】5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、前日比829・16ドル高の2万7110・98ドルで取引を終えた。5月の米雇統計で失業率が予想外の改善を示し、節目の2万7000ドルを回復。2月下旬以来、約3カ月半ぶりの高値となった。

 ダウは5日続伸。この日の上げ幅は一時1000ドルを超えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は一時、過去最高値を更新した。

 銘柄別では、航空機のボーイングや石油のエクソン・モービル、IT大手アップルの上昇が目立った。

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