朝ドラ「エール」で話題の古関裕而さんら偉人の銅像に迫る





古関裕而さんの笑顔の銅像(C)東海テレビ

 街で見かける銅像をきっかけに「一体、この人は何をしたのだろう?」とご当地が誇る偉人に迫るアカデミックバラエティ「日本全国!こんな所にスゴイ人 銅像スター調査隊!」(東海テレビ制作)が、21日午後4時5分からフジテレビ系で放送される。

 好評だった昨年に続く放送で、郷土の英雄を讃えるシンボルであり、物言わず生きざまや教訓を伝える歴史の証人、銅像を浮き彫りにしていく。

 福島県の福島駅前には、ピアノに向かう人物像があるのだが、その銅像は突然音楽を奏で始める。NHK連続テレビ小説「エール」の主人公で話題の作曲家、古関裕而さん(1909~89年)だ。

 昭和を彩るメロディーは、生涯5000曲もの作品を世に送り出した。「栄冠は君に輝く」「オリンピック・マーチ」「六甲おろし」「とんがり帽子」など誰もがきっと一度は耳にしているはず。古関さんのエピソードなども含めて紹介していく。

 全国には銅像が5000体以上あるといわれる。その中から古関さんをはじめ、巨人のエースとして活躍した投手、沢村栄治さん(三重県)、自民党を作った立役者の一人である大野伴睦さん(岐阜県)ら4人の偉人たちに迫る。

 MCをつとめる加藤浩次は「銅像になるだけあってみなさんやっぱり魅力的。その人の歴史を勉強することで、銅像の見え方も変わってくると思う。絵画などと一緒で銅像も一つの芸術だと思って見ていました」と感想。自身の地元・北海道では「クラーク博士の銅像が有名。今度帰ったときに注意深く見るようにします」とも。

 視聴者へは「今回紹介する銅像の人となりを見て、だからその場所にこの銅像があるという意味が伝わるといい。銅像をもっと身近に感じてほしい」と話していた。

 「新型コロナの影響でロケができず、全ネタを差し替えた」と苦労を口にする稲吉豊プロデューサー(東海テレビ)は「過去の取材VTRを再構築し、全国のユニークな銅像を紹介するコーナーも新設。見た目で笑える銅像も多く、出演者に楽しんでいただけた。セットなどに演出を加えながら、銅像という“硬いもの”をいかに軟らかく、気楽に見られるかを考えて制作。偉人の生涯に必ずや心動かされると思います」と語った。

 MCアシスタントは光浦靖子。パネラーに大久保佳代子、ナイツ(塙宣之、土屋伸之)、澤部佑(ハライチ)、丸山桂里奈。

(産経デジタル)



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