めぐみさんと会話…金賢姫氏「どれほど無念か」 大韓航空機事件

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横田めぐみさんの父・滋さん(左)、母・早紀江さんらと面会した金賢姫氏(中央)=平成22年7月21日午後、長野県軽井沢町(政府拉致問題対策本部提供)

横田めぐみさんの父・滋さん(左)、母・早紀江さんらと面会した金賢姫氏(中央)=平成22年7月21日午後、長野県軽井沢町(政府拉致問題対策本部提供)

 【ソウル=桜井紀雄】1987年に大韓航空機爆破事件を実行した北朝鮮の元工作員で、拉致被害者の横田めぐみさん(55)=拉致当時(13)=と北朝鮮で会った金賢姫(キム・ヒョンヒ)氏(58)は6日、めぐみさんの父、滋さんの死去について産経新聞の取材に「娘に会えず、どれほどご無念だったか。胸が痛みます」と語り、声を詰まらせた。

 現在、韓国に暮らす金氏は84年6月ごろ、同僚工作員の日本語教育係だっためぐみさんと会い、会話を交わした経験がある。2010年7月には日本政府の招待で来日し、滋さん夫妻らと長時間ともに過ごした。

 「滋さんは、年齢が近い私をめぐみさんを見るように接してくださり、家族のように温かく迎えてくれた。めぐみさんがいい人だったことを話すと喜んでおられ、娘への思いをひしひしと感じた」と振り返った。

 その後も滋さん夫妻と手紙やプレゼントをやり取りし合ったが、自由に連絡を取るわけにもいかず、滋さんが体調を崩したと聞いて心配していたという。

 最近は新型コロナウイルスの感染拡大もあって、滋さん夫妻ら日本で会った拉致被害者家族を思い浮かべ、健康を祈っていた中、ニュースで突然の訃報に接し、涙が出たという。

 滋さん夫妻に伝えた「めぐみさんは生きている」との思いは今も揺るがない。母の早紀江さんや残された他の被害者家族だけでも「娘たちに早く会えることを願っている」とし、「ご冥福をお祈りします」と語った。

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