帰国した拉致被害者からも追悼の声 横田滋さん死去 

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父親の地村保さん(中央)と抱き合う地村保志さん(右)の様子を泣きながら見守る横田滋さん(左)=平成14年10月、羽田空港

父親の地村保さん(中央)と抱き合う地村保志さん(右)の様子を泣きながら見守る横田滋さん(左)=平成14年10月、羽田空港

 昭和52年11月に北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(55)=拉致当時(13)=の父で、5日に87歳で亡くなった拉致被害者家族会初代代表の横田滋さんに向けて、帰国した拉致被害者からも弔意が寄せられている。

 蓮池(はすいけ)薫さん(62)と妻の祐木子さん(64)は新潟県柏崎市を通じて、「親子の再会を最後まで阻んできた北朝鮮当局への憤りを静めることができません」とコメントした。地村保志さん(65)と、妻の富貴恵さん(64)も福井県小浜市を通じて「われわれの救出に大変な尽力をいただいた。被害者の家族は高齢化し、解決に一刻の猶予もない」と訴えた。

 北朝鮮は平成14年に拉致を認めて謝罪。蓮池さん夫妻、地村さん夫妻と曽我ひとみさん(61)=新潟県佐渡市=の5人が同年10月15日、帰国を果たした。

 滋さんは5人が到着した羽田空港で出迎え、家族との再会を見守った。曽我さんは発表した弔文で「めぐみさんを思い、泣きながらカメラのシャッターを押していた姿は今でも深く印象に残っています」と振り返った。北朝鮮は、めぐみさんらほかの被害者を「死亡」「未入境」と主張したが、提出した証拠には多くの嘘が発覚している。

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