「私は野獣じゃない」難民認定申請者の男、14歳少女への性的暴行否認


【写真】英国各地で反移民デモと反対派が衝突 9人拘束

エチオピア人のハダシュ・ケバトゥ被告(38歳とみられている)はロンドン北東部エッピングのベルホテルに滞在していた7月上旬、14歳の少女にキスをしようとしたとして起訴されている。

この事件は、英国各地のホテル前で反移民デモとカウンターデモを引き起こした。一部は暴動に発展し、複数の逮捕者も出ている。

ケバトゥ被告はコルチェスター治安判事裁判所で通訳を介して、「難民認定申請を心配していた」ので、少女にキスを求めておらず、少女とその友人に「こんにちは」とあいさつしただけだと主張。

「私は野獣じゃない。こんなことはできない。彼女たちは子どもであり、新しい世代だ」と続けた。

検察によると、最近小型ボートで英国に不法入国したケバトゥ被告は、別の女性に対する性的暴行も否認している。この女性は履歴書の記入を手伝うと申し出たところ、脚を触られたと訴えている。

ケバトゥ被告は公判で、女性の方から誘ってきたと主張。酒に酔った女性の方から、「あなたはとてもハンサムだ。私の家に来なさい。私たちは性的な関係を持つ必要がある」と誘ったのだという。

公式データによると、英国では6月末時点で3万2000人以上の移民がホテルに滞在しており、ナイジェル・ファラージ党首率いる反移民を掲げる強硬右派政党「リフォームUK」への追い風となっている。

リフォームUKは政党支持率に関する世論調査で、キア・スターマー首相率いる与党・労働党を上回り首位となっているが、総選挙は2029年まで実施されない見込みだ。【翻訳編集】 AFPBB News



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