池田小事件19年 コロナ影響で規模縮小 参列者約60人が黙祷

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「祈りと誓いの集い」で鐘を鳴らす児童=8日午前10時13分、大阪府池田市(沢野貴信撮影)

「祈りと誓いの集い」で鐘を鳴らす児童=8日午前10時13分、大阪府池田市(沢野貴信撮影)

 児童8人が犠牲となった大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)の児童殺傷事件から19年となった8日、犠牲者を追悼する式典「祈りと誓いの集い」が同小で営まれた。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、児童の参加を各学年代表のみにするなど、大幅に規模を縮小した。参列者は学校の安全を誓い、事件を風化させない決意を新たにした。

 式典には遺族のほか、各学年の代表児童6人や教員ら計約60人が出席した。事件の発生時刻にあわせ、亡くなった児童の名前が刻まれたモニュメント「祈りと誓いの塔」の8つの鐘を鳴らし、参列者は1分間の黙祷(もくとう)をささげた。

 事件当時在籍していた佐々木靖前校長(58)が3月末で退任し、大教大教授に。後任となった真田巧校長(52)も事件当時6年生の担任で、転出するまでは同小で副校長を務めた。式典で真田校長は、規模を縮小した形での式典開催に触れ、「本来あるべき姿のこの集いが実施できず、本当に残念でならない」と述べた。そのうえで「日本中、世界中の学校と手をたずさえて、学校が安全で安心して学べる場所であるようにこれからも努力を続ける」と誓った。

 参列者はマスクを着用し、間隔をあけて着席。同小は1日から分散登校を実施しているが、この日は参列する代表児童のみの登校とした。事件を語り継ぐため式典の前に毎年行っていた「安全科」の授業は通常授業が再開する15日以降に実施し、事件のことや命の尊さなどを伝えていくとしている。

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