神奈川県庁のHD流出で元社員に有罪 東京地裁

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 神奈川県の行政文書を記録したハードディスク(HD)がインターネットオークションを通じて流出した事件で、窃盗の罪に問われた情報機器会社「ブロードリンク」の元社員、高橋雄一被告(51)=横浜市=に、東京地裁(品川しのぶ裁判官)は9日、懲役2年、執行猶予5年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 起訴状によると、平成30年6月~令和元年12月、東京都大田区にある同社施設で、神奈川県庁から流出した18台を含む計51台のHDなど(計9万8千円相当)を盗んだとしている。

 これまでの公判で高橋被告は起訴内容を認め、被告人質問に「捨てるのがもったいないため、売ればいくらかになると思った」と話していた。

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