ネット取引で拳銃流通ルート多様化 高校生でも「アクセス可能」

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 東京都八王子市元八王子町の民家で、高校1年の少年(15)が拳銃自殺を図ったとみられる事件で、少年が闇サイトなどを通じ拳銃を入手した可能性が浮上している。インターネットの闇サイトでは、拳銃などの違法銃器の売買が散見される。拳銃の押収先も暴力団以外が約8割を占め、限られた反社会勢力が手にするものだという実態は薄れ、一般人も手にする時代になっている状況が浮かぶ。

 警察庁によると、昨年押収した拳銃401丁のうち324丁を暴力団以外の関係先から押収。ネットオークションや掲示板の取引などを端緒としたものは54丁に上るという。

 立正大の小宮信夫教授(犯罪学)は「暴力団の資金獲得が『脅し』から『だまし』にシフトし、抗争も減って拳銃を使う必要がなくなった」と説明。「経済的に困窮した暴力団員がネット上で拳銃を『流す』ケースもある」と明かす。

 平成29年1月には、拳銃を自宅に隠し持っていたとして、警視庁が愛好家の50代の男を逮捕。男はネットオークションでペンシル型の拳銃1丁を約2千円で購入し、自宅からは自動装填式7丁、回転弾倉式7丁も見つかった。兵庫県警などが30年12月に逮捕した韓国籍の20代男は闇サイトで「武器屋」を名乗り、《中華製トカレフ弾4発20万》などと書き込んでいた。

 では、実際に高校生でも入手は可能なのか。闇サイトは発信元を匿名化するダークウェブ上に存在しているが、ITジャーナリストの三上洋氏は「市販のシステムを用いれば誰でもダークウェブにアクセスは可能だ」と指摘する。

 知識があれば、ネット上での拳銃入手は不可能ではないようだ。

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