青葉容疑者、人定質問にはっきりと答える

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勾留理由開示手続きを終え、京都地裁を出る青葉真司容疑者を乗せた車両=9日午後、京都市中京区(安元雄太撮影)

勾留理由開示手続きを終え、京都地裁を出る青葉真司容疑者を乗せた車両=9日午後、京都市中京区(安元雄太撮影)
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 事件直後に身柄を確保されてから初めて公の場に姿を見せた青葉真司容疑者(42)。ストレッチャーに乗せられて京都地裁に出廷し、人定質問には答えたが、自ら意見を述べることはなかった。自力歩行できない容疑者の出廷という異例の事態に、傍聴人らも固唾をのんで見守った。

 手続きが行われたのは、京都地裁で最も大きい101号法廷。新型コロナウイルスの感染防止対策として、通常88席の傍聴席は49席に制限された。

 午後4時、ストレッチャーに乗せられた青葉容疑者がマスクを着用し、水色の服の上に白いタオルをかけられて入廷。鵜飼奈美裁判官が名前や職業などを確認すると、「青葉真司です」「無職です」と、マイクを通して低く太い声ではっきりと答えた。

 書記官から犠牲者と負傷者の一覧を示されると、名前を目で追うしぐさも見せたが、動揺した様子はなかった。その後、裁判官による勾留理由の説明や弁護人の意見陳述が約30分続いたが、青葉容疑者は上を向いたまま聞き入っていた。

 弁護人は意見陳述で、勾留中に38度以上の熱が出るなど、体調不良で接見できなかった日が4日あったとし、「寝たきり状態で逃亡や罪証隠滅を行うことは不可能だ。特別扱いを求めているのではない。直ちに勾留を取り消すよう求める」と訴えた。

 傍聴した京都市左京区の無職、山口晴美さん(66)は「勾留理由を知りたくて傍聴したが、想像以上に回復しているという印象を受けた。青葉容疑者には裁判で犯行の理由を明らかにしてほしい」と話した。

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