北朝鮮「難癖つける権利はない」と米国にクギ刺す 南北関係は「民族の問題」

[ad_1]



北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=共同)

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮外務省のクォン・ジョングン北米局長は11日、北朝鮮による通信遮断といった韓国への強硬措置に米政府が「失望」を表明したことについて「北南(南北)関係は徹頭徹尾、民族の問題で、難癖をつける権利は誰にもない」と批判し、干渉しないよう牽制(けんせい)した。朝鮮中央通信が伝えた。

 クォン局長は「米国の政局がいつにも増して落ち着かない」と指摘し、米政府に向けて「恐ろしい目に遭いたくないなら、口を閉じて自分の家の整頓からした方がよいだろう」とクギを刺した。

 その上で、「目前に迫った大統領選を無難に実施するのにも有益だ」と強調した。11月に大統領選を控えたトランプ大統領は、連日の大規模デモに直面し、朝鮮半島問題への介入どころではないと、北朝鮮が判断していることがうかがえる。

 北朝鮮は韓国の脱北者による体制批判ビラの散布に反発し、9日に韓国との通信回線の全面遮断を発表。米国務省当局者は、韓国メディアに「北朝鮮の最近の行動に失望した。外交と協力の道に戻るよう促す」と述べていた。

[ad_2]

Source link