欧州車大手合併、本格調査へ EU、競争法違反の恐れ

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 欧州連合(EU)が、欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)とフランス大手グループPSAの対等合併計画に関し、EU競争法(日本の独占禁止法に相当)に違反する恐れがあるとして本格調査に乗り出す方針であることが、11日までに明らかになった。

 欧州メディアが報じた。EUは小型バン事業の欧州でのシェアが大きくなりすぎることを問題視しており、両社は事業売却などを求められる可能性がある。

 FCAとPSAは10日までに譲歩案を示すよう求められていたが、示さなかったという。報道によると、両社は小型バン事業の利益が高いことから、売却には消極的だという。EUは17日に予備審査を終えると同時に、4カ月程度の正式な調査に入るとみられる。

 両社は経営基盤を強化し、電気自動車(EV)などの開発競争を勝ち抜くことを狙って、昨年12月に統合することで正式合意した。実現すれば世界4位の自動車グループが誕生する。(共同)

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