ホンダ、世界全工場が復旧 サイバー攻撃で一時停止





ホンダは12日、サイバー攻撃で停止していた世界各地の工場が全て復旧したと明らかにした(佐藤徳昭撮影)

 ホンダは12日、サイバー攻撃で停止していた世界各地の工場が全て復旧したと明らかにした。最後となっていた米オハイオ州の四輪車工場が現地時間11日に復旧した。8日に社内ネットワークに障害が発生し、米国とインド、ブラジル、トルコの計6工場が一時停止していた。

 攻撃の詳細についてホンダはセキュリティー上の観点から明らかにしていない。日本国内では出荷前の完成車に不具合がないかどうか調べる検査システムが使えなくなり、一部の工場で出荷を一時見合わせる被害が出た。国内の生産や販売に影響はなかった。

 8日午前9時ごろ障害が判明し、調査の結果、内部のサーバーがサイバー攻撃を受け、コンピューターウイルスが拡散したことが分かった。



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