チリ保健相が交代 コロナ死者数巡る疑惑で

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 南米チリからの報道によると、ピニェラ大統領は13日、マニャリッチ保健相を交代させる人事を発表した。新型コロナウイルス感染者の急増に加え、保健省が死者数をごまかしていたのではないかとの疑惑が持ち上がり、交代圧力が強まっていた。後任は前医師会会長のエンリケ・パリス氏。

 チリ国内での公式発表の死者数は約3100人にとどまっている。しかし地元ネットメディアが13日、保健省が世界保健機関(WHO)に5千人以上の死者数を報告していたと報道。保健省は、WHOに検査で感染が確定した死者以外に感染疑いの数字も報告していたと説明するが、野党からは「信頼が失われた」と保健相交代を求める声が出ていた。(共同)

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