実力派俳優、光石研(58)の“物欲”ストーリーを描くオリジナルドラマ「光石研の東京古着日和」の新作が、7月11日深夜1時からBSフジで放送される。
ドラマは、カルチャー雑誌「Pen」のYouTubeで連載中の作品。現在、1~3話まで配信されており、特別編の新作を同局で先行放送することが決まった。
光石は、普段からヴィンテージカーをこよなく愛し、身に着ける洋服や腕時計、インテリアなどにも独自のこだわりを持つ。そんな“モノを愛する”光石がいま気になる東京の古着屋さんを訪れ、一期一会の洋服との出合いに心躍らせる内容。古着購入に至る葛藤をコミカルに描き、不定期連載としてPen Onlineで配信中だ。
特別編「ひと目惚れには手を出すな」では、千駄ヶ谷へ繰り出し、週末に不定期で行われる大人の古着フリマ に出没する。レギュラーの内容よりもロングタイムでバージョンアップした千駄ヶ谷スペシャル。いつも以上にさまざまなショップへ足を運び、古着散策とショッピングを楽しめる内容になっている。
放送に先立ち、4日深夜1時からは1話「デッドストックに、弱くてさ」、2話「トラッドにはいまも青春の僕がいる」、3話「アメカジ、渋カジ、からのイタカジ?」を一挙放送する。
福岡県出身の光石は、16歳の時に映画「博多っ子純情」(曽根中生監督)で主演デビュー。すでに40年以上のキャリアで、最近ではフジテレビ開局60周年記念ドラマ「教場」、NHK連続テレビ小説「エール」などで活躍している。
光石は「1話の撮影を終えたときにはここまで続くと思っていなかった。みなさんに面白かったと言っていただいたそうで、スタッフとともに2話を作ろうか、それじゃ、次は3話も、という具合に撮影を続け、今回の特別版にたどりついた。どこまでが光石研なのか? どこまでが登場人物なのか? 視聴者のみなさんにはそれが分からないと思うし、そのグレーな部分も面白いと思うのでぜひごらんください」と話している。
(産経デジタル)